空と海が360度に広がる、宮古島最果ての絶景岬

宮古島の東端に位置する「東平安名崎（ひがしへんなざき）」は、全長約2kmにもおよぶ細長い岬で、国の名勝にも指定されている宮古島屈指の景勝地です。左右に広がるのは、限りなく透き通るコバルトブルーとエメラルドグリーンの海。空と海とが一体となるような壮大な景観は、訪れる人を圧倒します。岬の先端には白亜の灯台がそびえ立ち、青い海を背景にした写真は、旅の思い出を鮮やかに彩ります。

岬に沿って整備された遊歩道を歩けば、心地よい潮風と波の音に包まれながら、360度広がる絶景を楽しむことができます。冬から春にかけては空気が澄みわたり、水平線までくっきりと見渡せるため、より美しい景色に出会えるのもこの時期ならでは。また、岬一帯にはテッポウユリやハマユウなど季節の花々が咲き、自然散策のスポットとしても人気があります。

東平安名崎は、日の出の名所としても知られています。早朝に訪れれば、水平線から昇る朝日が海面を黄金色に染め、神秘的な時間を味わえます。元旦の朝には初日の出を拝もうと多くの人々が訪れます。昼・夕方・夜と、時間ごとに異なる表情を見せてくれるのも魅力のひとつです。

さらにこの岬は、古来より航海の目印として利用され、島の人々の生活を支えてきた歴史的な場所でもあります。自然と文化が調和したその景観は、訪れるたびに宮古島の奥深い魅力を感じさせてくれることでしょう。

宮古島に来たら外せない絶景スポット、東平安名崎。爽快なドライブの終点として、また特別な一枚を残すフォトスポットとして、ぜひ訪れてみてください。