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来間島

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絶景「来間大橋」の先にある、プライベート感溢れる観光スポットでゆったり離島を満喫できる島

来間島(くりまじま)は、宮古島の南西にあり、空港から車で約15分ほどのところにある「来間大橋」で宮古島と繋がっている車で行ける離島です。宮古諸島の中で5番目の大きさで島内は自転車で約40分、車なら約15分程度で一周でき、島内の大半をサトウキビ畑などの農地が占めている、のどかな島です。
来間大橋は当時(1995年3月)日本の最長農道として全長1,690mで宮古島・来間島間で開通しました。来間大橋には歩道があり、橋の中ほどにはスツールが設置された展望台があります。
この展望台にはこの海の安全を見守るシーサーがいます。欄干の外側にぽつんと立っていて歩道側からは背中しか見えず、黄昏ているように見えるからいつしか「黄昏シーサー」と呼ばれるようになりました。このシーサーは車で通っても見えませんが、展望台のスツールに座ると見えることから徒歩で渡る人だけが見ることができる隠れキャラとして密かに人気となっています。
来間大橋の左右に見える海は、沖縄県内でも一番美しいとも言われています。海が綺麗に見える理由のひとつは、歩道が北側にある事です。海側が逆光になる南側は、海が光って綺麗な青色が見えにくいのですが、この橋は北側に歩道があるため順光となり青さが際立って綺麗に見えるとのこと。そして、もうひとつが、来間大橋の下の宮古島と来間島との海峡はある程度の深さがあり、流れが速く、常に海の水が循環しているので透明度がとても高いのだそうです。
大きな船が通過できるように真ん中の橋げたが盛り上がった形をしているこの橋の全容は、来間島側にある竜宮城展望台と来間東農村公園の展望台から見ることができます。竜宮城展望台は、宮古島随一の白浜が続く与那覇前浜ビーチが見える展望台として人気があります。
来間東農村公園の展望台は、竜宮城展望台より低い位置にありますので、海により近いところから橋の全容を見ることができます。
来間島には、目が覚めるような美しい碧のグラデーションが広がるビーチがいくつもあります。有名なのは、きめ細かい白砂ビーチが1kmにわたって広がる「長間浜」、虫払いという意味があり、3月中旬に害虫駆除と豊年を祈願する「虫払い(ムスヌン)」の祭祀が行われる神聖なビーチ「ムスヌン浜」、巨大なタコのオブジェがある通称「タコ公園」から行ける、小さな入り江のタコビーチなどがあります。
ただし、どのビーチも管理されておらず、監視人や防護ネット等もありません。流れが速く危険な場所もありますので、自己責任で十分注意してご利用下さい。

■島へ渡る方法

来間大橋で宮古島と繋がっている

■島内の移動手段

・タクシー
・レンタカー
・レンタバイク
・レンタサイクル

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