目的で探す

LANGUAGE
ココカラMAPボタン
LANGUAGE

宮古島の天気

気温

多良間島

  • 宮古島
  • スポット

多良間ブルーと琉球風水に護られた「日本で最も美しい村」

多良間島は、宮古島と石垣島の中間あたりにあり、宮古島から飛行機かフェリーで行くことができます。多良間村は多良間島と水納島の2島からなり、「日本で最も美しい村」として認定された沖縄県唯一の村です。
ほぼ楕円形の平坦な島のでレンタサイクルを借りて、のんびり自転車で巡るのが良いかもしれません。自然林が少なく、台風の影響を直接受ける事を防ぐために集落を取り囲むようにフクギなどの包護林が造成されています。また、塩川御嶽へと至る参道には推定樹齢200年を超えるフクギが650mほど並び、このフクギ並木と御獄を囲む植物群落は、天然記念物として沖縄県の文化財に指定されています。
島には島の子どもが島外に出た時に困らないように一つだけ信号が設置されている所があるとのことで探してみるのもおすすめです。

島全体に点在していた多良間島の村落は、豪族の土原豊見親(んたばるとぅゆみゃ)によって、16世紀には北側に集落が統合されたと言われています。また、この島は、琉球の政治家であり風水師でもあった蔡温(さいおん)によって確立された「琉球風水」の思想を受けて形成されたといわれています。多良間では集落から海へと続く小道のことをトゥブリといい、島の内側から海へ向かって放射線状に延び、名前のついたトゥブリは47カ所あり、それぞれのトゥブリには名前がついています。


多良間島では古くからの伝統が大切にされており、多良間村の旧暦の八月に行われる豊年祭「八月踊り」は、沖縄を代表する豊年祭の一つとして、1976年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。この行事は、厳しい税を納め終わった完納の祝いとして始められたとされており、400年近い伝統があると言われています。このお祭りには島外からも多くの人が訪れます。

多良間産の黒糖

多良間島は、気候風土がサトウキビ作りに適しているため、黒糖の一大産地としてしられており、多良間島を代表する特産品となっています。名産の黒糖を使ったスイーツも販売され多良間島ならではのお土産品も増えてきました。

多良間島の名物のひとつ!ヤギ!

道を歩けばかなりの確率で、ヤギと遭遇します。多良間島のたらまと、多良間島の方言でヤギのことを表す「ピンダ」から名付けられたと思われる島のゆるキャラ、ヤギの子供「たらぴん」はかなりキュート。多良間島では、年二回、闘牛ならぬ、闘ヤギが開催され盛り上がりを見せるそう。
多良間島は牛の放牧も盛んに行われており、多良間島で育った牛はフェリーで運ばれるため、牛セリに伴い、1月・2月・4月・6月・8月・10月は運航の変更があるそうなので、フェリーで行こうと計画されている方は、事前にご確認を。

多良間ブルー

多良間島は周囲をサンゴ礁の海に囲まれ「多良間ブルー」と言われる天国のように美しい青い海があることで知られており、ダイバー憧れの場所となっています。
多良間島には、潮流によってできる白い砂の紋とどこまでも青い海の中で癒されるポイントや、他の海では見られなくなっているサンゴ群や、サンゴに群れる熱帯魚の群れ、アオウミガメ等と泳げるポイント等がいくつもあり、海の美しさ、楽しさを存分に堪能できます。

多良間島は観光地化されていないので訪れる際は情報を確かめ、事前予約を行うことを、多良間村が推奨しています。
また、ビーチもクラゲ防護ネットや、監視員がいる管理されている海水浴場は無いため、十分注意してご利用下さい。

■島へ渡る方法

  • 飛行機《宮古島↔多良間島》 RAC 50人乗り
    約20分 1日2往復
  • フェリー《宮古島-多良間島》 約2時間 1日1往復(日曜は運休)

■島内の移動手段

■泊施設の送迎サービス
■レンタカー
■レンタサイクル
■空港と各港を繋ぐ路線バスあり(タクシーは無い)

Arrows