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久米島

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古くからの文化が息づき、清らかな水が湧く沖縄の米どころ

古くからの文化が息づき、清らかな水が湧く沖縄の米どころ久米島(くめじま)。沖縄県で5番目に大きな島で、沖縄本島から西に約100kmにあり、沖沖縄諸島の中でも最も西に位置する火山活動によって生まれた島です。
この島には古来より人の営みがあり、下地原洞穴では、旧石器時代、約1万5,000年から2万年前のものとされる乳幼児(新生児)の骨が発見されています。
また、久米島は水が豊富で、米の生産が古くから行われており、米に由来する古い地名「久米」が名前の由来になったと言われています。八世紀初めの『続日本紀』に記された「球美」が、この島を指すとされていることからも、その歴史の古さがうかがえます。

久米島は、自然豊かな島で、固有の生物も多く、久米島の宇江城岳を源流とする湿地帯は、2008年「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」であるラムサール条約の登録地になりました。島内には希少な生物も多く、1995年に水棲のキクザトサワヘビ、2017年にはクメジマボタルが、国内野生希少生物に指定されています。また久米島には、絶滅危惧II類で1975年に国の天然記念物に指定されたリュウキュウヤマガメも生息しています。

海の美しさは言うまでもなく、日本の渚百選に選ばれた、約2㎞にわたる天然のロングビーチの「イーフビーチ」、久米島から5kmほどの場所にあるので、港からグラスボートなどの船で行く「日本で一番キレイな海」1位に選ばれた「ハテの浜」、久米島と橋で繋がる奥武島にある、珍しい六角の岩が並ぶ2014年に国の天然記念に指定された畳石など、バラエティーに富んだビーチがあります。
いずれの場所もトイレや駐車場など整備が行き届いており、安心して自然を楽しむことができます。

また島には国指定の天然記念物、指定史跡、重要文化財建造物などがいくつもあり、歴史や文化を感じる場所も点在しています。
2010年に史跡として国指定された「宇江城城跡(うえぐすくじょうあと)」は、グスク時代の城跡で沖縄県内のグスクのうち最高所に位置する山城で、久米島のほぼ全体を見渡せる天空の城跡です。360度遮るものがなく、晴れた日には島全体を見渡せる開放的な景観が広がります。
上江洲家(うえずけ)は琉球王朝時代1754年に建てられた沖縄で最も古いと言われる琉球独特の家屋です。1972年に国の重要文化財建造物に指定されました。

久米島といえば、久米島紬も欠かせません。古くから養蚕が行われ、江戸時代には「琉球紬」という名でもてはやされたという記録も残っています。そんな久米島紬は2004年に、工芸技術の重要無形文化財として指定されました。現在も王朝時代以来の伝統を受け継ぎ、養蚕、糸づくり、手くくりの絣、ほとんどが島内産の天然染料による染色、手織り等、手作業による古来の技法をそのままに、すべて天然の材料が使用されています。

豊かな自然とともに、人の営みや文化が今も息づく久米島。海だけではない、この島の奥深い魅力が、訪れる人の心に静かに残ります。

■島へ渡る方法

  • 那覇↔久米島フェリー(渡名喜島経由あり) 那覇↔久米島 直行便(3時間)
    那覇↔渡名喜島経由久米島(3時間30分)
    渡名喜↔久米島(1時間20分)
    1日往復2便(2便は渡名喜島経由)月曜日は1便で那覇↔久米島の直行便が無い
    那覇↔久米島
    久米島↔渡名喜島
  • 那覇↔久米島飛行機(JAL)JTA 那覇↔久米島飛行機(JAL)JTA
    6便
※季節や天候により所要時間・運航数が変更される場合があります。

■島内の移動手段

町営バス、レンタカー、タクシー、レンタバイク、レンタサイクル

■禁止事項

・久米島に隣接する入砂島は、米軍の基地があり日曜日以外の午前6時~午後11時(使用時間)まで、立ち入り禁止

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