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座間味島

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海の美しさに恋した世界の人が訪れる島

座間味島は、那覇市の西方約40㎞の慶良間諸島のほぼ中央に位置する、座間味村の中心的な島です。
座間味島には古くから人が住んでおり、7つの遺跡(真喜屋武原遺物散布地・大浜遺物散布地・阿佐遺物散布地・大和馬遺物散布地・古座間味貝塚・座間味貝塚・阿真遺物散布地)が発見されています。新石器時代前期からグスク時代にかけて形成された複合遺跡の「古座間味貝塚(ふるざまみかいづか)」は、1980年から1981年にかけて発掘調査が行われ、住居跡の内部から、土器、石器、貝製品などが出土しています。
座間味島は琉球王朝と中国諸王朝との貿易の中継地として、海上交通の重要な拠点で、1350年に当時の琉球国王、察度王(さっとおう)が明国と朝貢関係を結び、那覇を出港した進貢船や、唐からの冊封船が座間味島の阿護の浦港に風待ちのために立ち寄り、座間味村から多くの有能な船乗りが輩出したと言われています。
当時は、標高143.5mの番所山(ばんどころやま)に烽火台があり、唐船が近づくと、狼煙(のろし)をあげて那覇に知らせていました。
「阿護の浦」は、琉球王国の進貢船が風待ちのために利用したとされており、海底には琉球の歴史を伝える水中文化遺産「阿護の浦海底遺跡」があります。
阿護の浦の海底から、15世紀〜近世・近代に至るまでの色々な陶磁器が数多く発見されました。この付近でダイビングした際に、遺物を発見しても考古学上のルールとして「遺物には触らない」「遺物を動かさない」「遺物を取り上げない」を心がけてください。
座間味島は、自然豊かな場所で、国指定の天然記念物のケラマジカ、カラスバト、アカヒゲ、オカヤドカリ、リュウキュウヤマガメ等も生息しており、2005年には、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」のラムサール条約登録地となり2014年には、国立公園に指定されました。
座間味島の評判が高まったのは、日本を訪れる外国人観光客向けの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星を獲得した事によるものでしょう。
これをきっかけに世界で有名になり、座間味島には海外からも多くの人が訪れるようになりました。
二つ星を獲得した、古座間味ビーチは、座間味港から船の到着の時間に合わせて出発する村営バスで所要時間は約5分の場所にあり、白い砂と水色から深い瑠璃色までのグラデーションが美しく、いつまでも眺めていたくなるような穏やかなビーチです。パラソルやビーチチェアもレンタルでき、トイレやシャワー等施設もあるため、海を眺めながらビーチでのんびりくつろぐのに適していますが、急に深くなるので注意が必要です。また珊瑚保全のための遊泳区域が設けられている場合がありますので確認しましょう。
阿真ビーチ(あまびーち)は島の西に位置し、貴重なサンゴ礁域として2005年ラムサール条約登録地にされた海を臨む遠浅のビーチです。透明度の高い海にはウミガメが住み、海藻を食べにやってくる姿が見られる可能性が高く、ダイビングをしなくてもウミガメを見ることができる貴重な場所として知られています。また西に面しているため海に日が沈む様も美しく、夕暮れ時の散策にもおすすめのビーチです。
座間味島近海は1月から3月末にかけて、ザトウクジラが子育てに訪れる島として知られており、座間味島へ行く定期船からクジラの姿が見られる事も。
座間味島では観光と共に、環境保全にも力を入れている島として、珊瑚の保護や安全を守るために努力しています。
環境美化や環境保全をすすめるため、環境目的税の座間味村「美ら島税」を平成30年4月1日より徴収を開始し、座間味村行きの船舶等の料金支払時に高校生以上一人1回100円を徴収しています。

■島へ渡る方法

  • 那覇泊港から、高速船かフェリー(阿嘉島経由) 高速船(直行約50分 阿嘉島経由 約1時間20分)
    通常1日2往復便

    フェリー(阿嘉島経由約2時間)
    1日1往復便
※季節や天候により所要時間・運航数が変更される場合があります。

■島内の移動手段

レンタカー・レンタルバイク・レンタサイクル・村営バス

■禁止事項

・環境保全のため遊泳禁止区域あり。
・珊瑚に決して触ったり乗ったりしない。
・ウミガメに触ったり追い回したりしない。

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