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【世界遺産】識名園_沖縄本島

  • 沖縄本島
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琉球王家最大の緑豊かな別邸

識名園(しきなえん)はシチナヌウドゥンとも呼ばれている、琉球王家最大の別邸です。
国王一家の保養や中国皇帝の使者 冊封使(さっぷうし)をもてなす場として、1799年に作られました。王家の別邸としては先に1677年、首里の崎山(さきやま)村(現在の首里崎山町)に御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)がつくられました。御茶屋御殿は、首里城の東に位置したので「東苑(とうえん)」、その後につくられた識名園は、首里城の南にあるので「南苑(なんえん)」とも呼ばれました。
識名園の造園形式は、近世日本の大名が好んで作ったと言われる「廻遊式庭園」です。
池の周りを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とし、庭園の中央部には大きな池があります。池には中国様式を模したアーチ橋があり池の中の小島には中国風の東屋「六角堂」が建っています。
池のほとりには、迎賓館としての役割があった赤瓦葺きの琉球伝統家屋「御殿(うどぅん)」が建っています。
また園内には、今も水が湧き出る「育徳泉(いくとくせん)」があります。
この泉には、1972年に国の史跡名勝天然記念物に指定された、きれいな淡水にしか生息しないチスジノリが今も生息しています。
識名園は、球結婚式を挙げることができるので、訪れた際に古式床しい挙式風景を見る機会があるかもしれません。
首里城跡などと共に、2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。

写真提供:一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー
  • 開園・開場時間 4月1日~9月30日 9:00~18:00(入場締切 17:30)
    10月1日~3月31日  9:00~17:30(入場締切 17:00)
  • 休場日について 毎週水曜日
  • 施設入場料 有料 ※公式サイトをご確認ください。

・那覇空港から車で(約30分)/モノレールで(約40分)

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