久高島
- 沖縄本島
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沖縄第一の聖地として、今も伝統が息づく神々の島
久高島は、琉球開闢の祖・アマミキヨがニライカナイから降り立ち、国づくりを始めたとされる神話が伝わる島です。現在も年間30余の祭祀が行われ、「沖縄の第一の聖地」として知られています。パワースポットとしても人気があり、年間5万人ほどの観光客が来島します。
琉球王朝時代には、国王が最高位のノロ(神職の女性)である聞得大君を伴い、船でこの島に礼拝のため訪れていました。
「島全体が聖域」という思想のもと、聖地として絶対に入ってはいけないとして立ち入り禁止とされる区域が多くあります。なお、立ち入り禁止区域には看板がありますので、注意し立ち入らないようにしましょう。
また、久高島には「土地は神様のもの」という考えが根付いており、公有地を除く土地は自治会による「総有」で管理されています。この慣習は琉球王朝時代から続き、1988年の「久高島土地憲章」によって明文化されました。
中央西側に位置するクボー(フボー)御嶽は、琉球七大御嶽の一つであり、最高の霊地とされる聖域です。ヨーカビー(お祓い)やピーマティー(火の神の祀り)などの祭祀が今も行われており、その際には島のノロのみが立ち入ることを許されています。
かつては、12年に一度、30歳から41歳の女性が神女となる祭祀「イザイホー」が行われていましたが、1978年を最後に儀式は行われていません。
北端のカベール岬(ハビャーン)はアマミキヨ降臨の地とされ、東側のイシキ浜は五穀発祥の伝説が残る聖地です。畑の中の一本道を進むと、視界が開け、独特の岩の浜と、透明度の高い美しい海が広がります。この岬も祭祀が行われる場所として、今も大切にされています。
東側中央側にあるイシキ浜は、五穀の種子の入った壺が漂着したという五穀発祥伝説の浜で、聖地とされており遊泳が禁止されています。周囲の植物群落は1995年に沖縄県の天然記念物に指定されました。
また、久高島は2015年に「久高島の海岸植物群落」として国の史跡名勝天然記念物に指定されました。なお、2021年11月1日より文化および環境整備のため300円以上の入島協力金を募っています。
■島へ渡る方法
※季節や天候により所要時間・運航数が変更される場合があります。■島内の移動手段
・レンタサイクル
■久高島での注意事項
① 集落内でのマナー
・部落内での騒音行為は禁止
・水着のまま集落内を歩くことは禁止
② 聖域での禁止事項・立ち入り制限
・久高島から動植物の持ち出しは禁止
・島の石の持ち帰りは禁止
・拝みや祈りの妨げとなる行為は禁止
・賽銭箱のない場所へのお賽銭、献花、線香、お供え物は禁止
・「外間殿(ほかまどぅん)」、「クボー(フボー)御嶽」への立ち入りは禁止
・「いしき浜」での遊泳は禁止
③その他
・島内にATMはありません(現金の持参が必要です)


