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伊是名島

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斎場御嶽と並ぶ聖地がある琉球王国ゆかりの島

伊是名島は那覇市の北西95.4Km、今帰仁運天港の北27.8Kmの地点にある、ほぼ円形の小さな島です。沖縄本島の本部半島にある運天港からフェリーに乗り55分ほどで島に到着します。
伊是名島は、美しい海はもちろんですが、琉球の歴史に深くかかわる島で、琉球王国、国王第二尚氏の始祖・尚円王(金丸)の生まれた島として知られており、尚円王にまつわる史跡が数多く残っています。
尚巴志王の祖父・鮫川大主(さめかわうふぬし)が築城したとの伝承があり、海断崖絶壁となっていたことから難攻不落の城と言われていた伊是名城跡は、1958年、沖縄県の史跡に指定されました。
第二尚氏の始祖尚円王の叔父の子孫と伝えられる、銘苅家の住宅は、明治39年に再建され、戦災を免れた琉球建築民家のなかでも保存状態が良く、格式のある家として、1977年に国の重要文化財に指定されました。
また、尚円王の父・尚稷と母・瑞雲の墓として建立され、1688年に、三代目となる尚真王(尚円王の子)が石造製の墓に重修したとされる、伊是名玉御殿(いぜなたまうどぅん)は、2017年に国の重要文化財に指定されました。
伊是名島の南側に位置する絶景が広がる二見ヶ浦海岸は、白砂とエメラルドグリーンの海が続く全長約1キロの渚です。
この海岸は、大きな岩石や三角形でまるでピラミッドのように見える城山(ぐすくやま)、地元の人も訪れる、海の透明度も高く砂もサラサラしている穴場ビーチのマッテラ浜などがある人気のエリアです。海岸近くにあるアハラ御嶽は、沖縄本島の斎場御嶽と共に、琉球王国の聖地とされていた場所です。アハラ御嶽は、ウバメガシ群落の生息地日本南限としても知られています。
この御嶽からは、海ギタラ、陸ギタラと言われる切り立った岩と海を臨み見ることができ、絶景スポットとして人気があります。陸ギタラの麓にも展望台があり、ここからの景色も美しく、観光スポットになっています。
伊是名島では、気に入ったビーチがあればキャンプが無料でできます。ただし、島の南側に位置するいぜなビーチは、令和4年4月中旬ごろまでは、海岸整備工事のため使用できませんのでご注意ください。
伊是名島の周囲には、具志川島、屋那覇島、降神島の3つの無人島があり、なかでも降神島(うるがみじま)は珊瑚礁が隆起してできた、面積は0.07㎢の小さい島ですが、神々が最初に降り立った天孫降臨の島と伝えられており、島内の一番高いところには御願所(うがんじょ)があります。
大潮の特に潮が引く春先の干潮時には伊是名島から歩いて渡ることができるようです。
伊是名島は近年、マラソンやトライアスロンなどスポーツイベントを積極的に開催し、アスリートが訪れる島としても、人気が高まっています。

■島へ渡る方法

  • 運天港よりフェリー 約60分
    2便
※季節や天候により所要時間・運航数が変更される場合があります。

■島内の移動手段

レンタカー・レンタバイク・レンタサイクル

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